ラーテル

ラーテルは不思議な生き物?サバンナ最恐の無敵気分

ラーテル(ハニーバジャー)は、アフリカから中東、南アジアにかけて生息するイタチ科の小型動物です。
体長はおよそ70センチ、体重は10キロ前後と小柄ながら、サバンナでもっとも気が荒い生き物のひとつ。
見た目はずんぐり可愛いのに、性格はまるで狂戦士です。

その強さの秘密は、背中の分厚い皮にあります。
厚さは最大6ミリにもなり、噛まれても体をねじって逃れ、すぐに反撃することが可能。
ライオンの牙が通らないわけではありませんが、致命傷を避けられるほど弾力があるため、簡単には仕留められません。

ゾンビ級の毒耐性

ラーテルは、毒ヘビを襲うことで知られています。
コブラやパフアダー(毒ヘビの一種)に噛まれて数時間動かなくなっても、再び起き上がって平然と動き出すことがあるのです。
完全な免疫ではなく、神経毒に対する部分的な耐性を持つと考えられています。
まさにサバンナのゾンビ。死の淵から復活するその姿は、他の動物にとって恐怖そのものです。

臭いガスと縄張りの主張

ラーテルは肛門腺から強烈な臭いを出しますが、これは攻撃ではなく縄張りマーキングのため。
スカンクのように敵を撃退するわけではなく、ここは俺のエリアだと知らせるサインです。
それでもあの匂いを嗅いだ動物は、近づく気を失うとか。

ライオンにも突っ込む無鉄砲

ラーテルが本当に恐れ知らずなのは、体格差をまったく気にしないところ。
相手がライオンでもハイエナでも、平気で突っかかっていきます。
実際に野生映像では、ライオン数頭を相手にしながら一歩も引かない姿が確認されています。
彼らが最強と呼ばれるのは筋力ではなく、無敵だと信じて疑わないメンタルゆえです。

無敵を信じる力こそ、ラーテルの武器

ラーテルは、自然界の理屈を無視した存在です。
小さくても恐れず、傷ついても立ち上がる。
その生き方は、サバンナのどの巨獣よりも自由で、どの捕食者よりも堂々としています。

最強というより、無敵だと思い込んでいる生き物。
その勘違いが、時に命をつなぐ力になる――だからラーテルは、今日もサバンナで伝説になるのです。

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