スティーブン・ホーキングさん(1942〜2018)は、イギリスのとても有名な科学者です。宇宙の始まりやブラックホールという、宇宙のなぞを研究していました。ホーキングさんは、「ブラックホールも少しずつ光を出して小さくなる」という大発見をしました。これは「ホーキング放射」と呼ばれています。
若いころに「ALS(えーえるえす)」という病気になり、体を動かすことがほとんどできなくなりましたが、特別なコンピューターを使って話したり、本を書いたりしました。『ホーキング、宇宙を語る』という本は世界中で読まれています。体が動かなくてもあきらめずに研究を続けたホーキングさんは、たくさんの人に「どんなときも努力すれば夢をかなえられる」という希望を与えました。
世田谷探究BASE
「なぜ?」を形にする探究教室
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